サラリーマンが業務委託で副業をスタートを考えた時のマニュアルです。
全体像の把握はこちらの記事から
ポイント
- 業務委託は基本自己責任
- 経費を計上して税金を減らそう
- 副業として業務委託をする方法
業務委託は基本自己責任
まず理解しなければならないのは、業務委託は自己責任であるということ。
自己責任、つまり何か失敗や損失を与えた場合、契約内容如何によっては損失を補填する必要も出てきますから、副業としてのリスク面では雇用されるより高くなります。
当然、請け負う仕事の内容次第でリスクがほぼないものと、契約内容によってリスクを取らなければならないものもあります。
また、リスクといっても損失だけではありません。
成果物で評価されるような仕事(デザインやシステム開発)などは、クライアントによって要求レベルがバラバラです。
要求が高いクライアントからの仕事は、報酬以上のことを求められることもありますからなかなか仕事が完遂しません。
制作・開発して納品が必要な仕事は、今挙げたようなケースもリスクと言えるでしょう。
他に例を挙げると、配送業も交通事故のリスクは出てきます。
これらは雇用されている場合、通勤途中や勤務中の事故・トラブルは労災でカバー出来ますが、業務委託として仕事をした結果の場合は自分でかけた保険や自腹(損失)でカバーします。
では、整理してリスクの大小で仕事はどんなものがあるでしょうか。
リスクがほぼない仕事
- データ入力作業
- 仕様が簡単なシステム開発
- 腰部が簡単なデザイン・動画制作
- 事務作業
- ライティング
- 翻訳
リスクが多少はある仕事
- 荷物の配送
- 仕様が複雑かつ規模の大きいシステム開発
- 要望が複雑なデザイン・動画制作
- 営業代行
リスクが多少発生する仕事ほど金額も高くなり、リスクのない仕事はその逆です。
金額や期間が長くなる仕事ほど、金額と共に仕事としての難易度も上がり、リスクも付いてくるということです。
経費を計上して税金を減らす
副業として業務委託を選んだ場合、これは立派な事業です。
かかる費用は積極的に費用として計上していきましょう。
売上 - 経費 = 収入 となりますから、経費を計上しないと売上=収入となり税金が高くなってしまします。
節税のためにも経費の中で入れられるものはしっかり計上しましょう。
例)デザインのため、ソフトウェアを購入して10万円の仕事を受注
ソフトの年間利用金額 = 5万円
売上 10万円 - 費用5万円 = 収入5万円 となります。
これが、ソフトを購入した経費を計上しない場合は10万円がそのまま収入として計上されます。
結果、収入=売上となり収める税金が高くなリます。
本格的に業務委託で副業をしていくならば、このあたりの知識もしっかり頭に入れておくようにしましょう。
副業としての業務委託仕事を探す方法
業務委託の仕事を探す方法はいくつもあります。
ここではその方法を紹介します。
知り合いの紹介
仕事関係の紹介で仕事をもらうのが一番手っ取り早いです。
特に専門スキルを保有している人は、勝手に声がかかることもあるでしょう。
クラウドソーシングサービスを使う
有名なクラウドソーシングサービスをいくつか挙げていきます。
クラウドソーシングサービスは、総合型と特化型の2種類があります。
ここでは、比較的探しやすい総合型を紹介します。
探しやすいランサーズ
ランサーズは下記のクラウドワークス同様の大手クラウドソーシングサービスです。案件量や知名度はクラウドワークスの方が上ですが、案件を探しやすいので副業初心者には使いやすいサービスとなっています。 また、認定制度もありますから、仕事をこなして認定されればより仕事を受注しやすくなります。
最大手クラウドワークス
クラウドワークスはクラウドソーシングサービスで最大手です。Yahooのサービスとも連携しています。運営元のクラウドワークスは、他にもエンジニア系仕事があるクラウドテックや習い事サイトのサイタなども運営しています。
その他
ウーバーイーツのようにサイトからドライバー登録する
フランチャイズ比較サイトから業務委託を探す
まとめ
- サラリーマンが業務委託系の仕事をする際にはリスクに注意
- 経費や税金についてしっかり知識をつける
- インターネット上でも業務委託系仕事の多くを探すことはできる